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2020.01.29

Vol.4 あったかスープ―減塩調理のコツ

   

あったかスープ血圧は寒くなる季節には上昇する傾向にあります。冬場の血圧上昇は寒さによる血管の収縮や、血圧を下げることによって体温を維持しようとする体の働きに加え、運動量が減少したり、塩分の多い食事が増えることも要因として考えられています。そのため、冬場は意識して減塩に努めましょう。

減塩のポイント・・基本の7か条

  1. 1、だしをしっかりきかせて薄味になれましょう
     個人差はありますが、入院患者さんは2~3週間で薄味に慣れていかれるのを経験します。ご家庭でも気長に続けてみましょう。
     市販の減塩食品を利用されるのも一法です。ただし、薄味でも多量に使用すると効果がありませんので注意しましょう。
  2. 2、麺類の汁、汁物、漬物・佃煮・梅干しなどの高塩分料理、食品を控えましょう
  3. 3、塩鮭、塩サバなど塩分の多い加工品に注意→生の魚を調理しましょう
  4. 4、塩分が多く含まれている食材は単独で食べず量を減らして野菜と組み合わせ、うまみやコクをいかしましょう
     例:ちりめんじゃこ、ちくわ、かまぼこ、はんぺん、ハム、ウインナー、ツナなど
  5. 5、酸味を利用しましょう
     お酢、レモン、すだち、ゆずなどの酸味を利用すると薄味でも食べやすくなります
  6. 6、辛味、香り、風味やコクをプラスして塩分カット
     例:こしょう、唐辛子、しょうが、にんにく、青しそ、海苔、カレー粉、ごま、ナッツ、ごま油など
  7. 7、「かける」より「つける」
     しょうゆやソースは、かけるより小皿に入れてつけて食べると使用量を減らせます
     また全体につけなくても、食べるときに舌に触れる部分に味があると美味しく感じることができます

 

減塩のポイント・・基本の7か条

ふわふわ鶏団子スープ

2019.12.19

Vol.3 簡単調理で一日一回を目安に魚を食べましょう!

   

魚は良質なタンパク源であるとともに、動脈硬化予防に有効とされるDHAやEPAでお馴染みの多価不飽和脂肪酸を多く含むのが特徴です。

また、ビタミン(D、E、B12)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)など私たちの体に必要なものが多く含まれています。刺身や焼く、蒸す、煮る、揚げるなど色々な調理法で食べる回数を増やしてみましょう。 (但し塩分が多くなる煮魚、油分が多くなる揚げ魚の回数は少なめに。)

今回は、フライパンで簡単にできる調理法をご紹介しますのでお試しください。

鮭の塩麹ホイル焼き

鮭の塩麹ホイル焼き

鮭の塩麹ホイル焼き

鮭の塩麹ホイル焼き

2019.09.25

Vol.2 電子レンジで和風ラタトゥイユ-緑黄色野菜と淡色野菜-

   

「秋茄子は嫁に食わすな」との言葉にあるようにナスの美味しい季節になりました。今回は、電子レンジで手軽に調理できるナスを含めた野菜料理をご紹介したいと思います。

野菜については以下の項目が推奨されています。
①緑黄色野菜と淡色野菜をいろいろあわせて一日に350g以上を食べること
②緑黄色野菜については、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムや鉄分を多く含んでおり、毎日120g以上食べること。
③毎食、野菜からしっかり食べること

★緑黄色野菜とは原則として、可食部100g当たりにカロテンを600μg以上含む野菜です。

主な緑黄色野菜

主な淡色野菜

※糖質の多い野菜は、ごはんと同じ仲間と考え、量と食べる順番に注意しましょう

糖質の多い野菜

電子レンジで和風ラタトゥイユ

2019.08.30

Vol.1 フライパンで簡単バランス料理

   

血糖や血中脂質のコントロールのためによく言われるのが「食事は野菜からたっぷり食べましょう」です。
まだまだ残暑が厳しいこの時期に、夏バテ防止に有効なビタミンB1を多く含む豚肉と、たっぷりの野菜を組み合わせた簡単でバランスのよいレシピをご紹介します。
きゅうりは加熱しても美味しいので、是非試してみてくださいね。

 

2019.08.04

高齢者の糖尿病②~高齢者糖尿病と認知機能、身体機能障害~

   

こんにちは。いつも院長コラムをご愛読いただきありがとうございます。
前回Vol.6号から始まりました高齢者糖尿病の第2回になりますが、今回は高齢者の血糖コントロールについてお話させて頂きます。
高血糖は糖尿病細小血管症および大血管症の危険因子となります。特に高齢者は注意が必要です。一方で低血糖に関しても、転倒やQOLの低下を招くだけでなく、重症の場合は認知症、心血管疾患、死亡の危険因子となります。従って、低血糖に注意を払いながら、適切な血糖コントロールを行う必要があります。

高齢者の糖尿病の治療目標は、通常のケースで考慮される年齢、罹病期間、低血糖の危険性、医療提供体制等に加え、認知機能や基本的ADL、手段的ADL、併存疾患を考慮して個別に設定する必要があります。ただし、ここで一つ注意が必要となりますが、加齢に伴って重症低血糖の危険性が高くなっていく事を忘れてはいけません。

血糖コントロールの目標(HbA1c値)は認知機能、ADLなどの評価に基づき3つのカテゴリーに分け、さらに重症低血糖が危惧される薬剤(SU薬やインスリンなど)の使用の有無を考慮して設定致します。

血糖コントロールの目標(HbA1c値)

カテゴリー分類を行う為の認知機能やADL評価には下記の認知・生活機能質問票(DASC-8)を用いても良いでしょう。

認知・生活機能質問票(DASC-8)

75歳以上で重症低血糖のリスクが危ぶまれる薬剤を使用している場合の、カテゴリーⅠとⅡでのHbA1c値の目標値は8.0%未満となり、カテゴリーⅢでの同値の目標値は8.5%未満となり、いずれも目標値より1.0%低い値に下限値を設定致します。一方で、重症低血糖が危惧される薬剤を使用しない場合の目標値はカテゴリーⅠ、Ⅱでは7.0%未満、カテゴリーⅢでは8.0%未満であり、目標下限値を設定致しません。

当院では生活習慣に関する指導から糖尿病の専門的な治療まで手厚いサポートをお約束いたします。また栄養管理士や糖尿病療養指導士も在籍しており、専門的な治療により早期発見・早期治療に努めております。気になられることはぜひ当院まで気軽にご相談ください。

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