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2024.07.22

血糖値を速攻で下げるツボ|血糖値異常が起きる原因や、健康に生活するコツも紹介

 

 

 

 

血糖値の異常が起きる原因は?

血糖値とは、血液に含まれるブドウ糖の濃度のこと。通常、血糖値の変動は緩やかですが、食生活や肥満、運動不足やストレスなどの要因が関連して値が異常になることがあります。

 

食生活

炭水化物や甘い物の摂りすぎ、食事の早食いや食べ過ぎなど血糖値の異常を引き起こしやすくします。

また、不規則な食事や間食が続くと血糖値が高い状態が長引いてしまいます。

その他、ジュースやイオン飲料、加糖コーヒーなどの飲料を日常的に飲むことで、自分が思っている以上の糖分を摂取している場合もあります。

 

肥満

肥満になると、体内で血糖値を下げる働きをするホルモン「インスリン」の必要量が増え、沢山のインスリンが出回るようになります。インスリンの分泌が一定量を超えると、血糖値を下げる働きが低下し、高血糖の状態が続いてしまいます。また、脂肪肝によってホルモンの分泌過多が起こり、インスリンの働きが阻害されることもあります。

 

運動不足・ストレス

運動には血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。運動を含む日常の活動量の低下は、血糖値が高くなる原因になり得ます。また、ストレスを感じると交感神経が活発になり、血糖値を上げる作用のある「グルカゴン」や「アドレナリン」、「コルチゾール」などのホルモンが分泌されます。これらのホルモンによって血糖値が上昇してしまいます。

 

血糖値が高いまま放っておくとどうなる?

血糖値が高いままで放っておくと、血管が傷付きやすくなる、血圧が上がりやすくなるなど健康状態に様々な影響が現れます。

また、高血糖が続くと糖尿病を引き起こすこともあり、糖尿病で高血糖の状態は腎障害や神経障害など深刻な合併症を招く可能性もあります。

 

血糖値を速攻で下げるツボ

ここでは血糖値を素早く下げる効果があるといわれるツボを2か所ご紹介します。

膵兪(すいゆ)

膵臓(すいぞう)の働きを活性化し、ホルモンの分泌を促す効果があります。

 

◾️場所
背中の左右の肩甲骨の下側から背骨一個分下の位置で、中心の背骨から左右にそれぞれ指2本分離れた場所。

◾️押し方
押すと気持ち良さを感じる力で10~20回程度を1クールとして、一日に5.6回押す。

 

 

腕骨(わんこつ)

糖代謝を促し、ホルモン分泌の働きを助けるツボです。

 

◾️場所
手の甲の小指の側面を手首の方に沿って触れていき、骨のつなぎ目がある位置。

◾️押し方
もう片方の手の中指で握るように押していく。10~20回程度を1クールとして4.5回行う。

 

 

血糖値をあげない!生活のコツ

毎日の生活のなかで実践できる、血糖値を上げないコツをご紹介していきます。どれも手軽にできるものですので、ぜひ日常的に取り入れてみてください。

 

野菜・食物繊維を先に食べる

食事の際、野菜類から食べることで食後の血糖値の上昇が緩やかになります。

キノコ類などに多く含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにするほか、お腹のなかでほどよく膨れるため、満足感を得ながら食べ過ぎを防ぐことに効果的です。

 

 

朝食を食べる

血糖を調整するホルモン「インスリン」の働きと持続時間は、一日の食事の中で朝食後に最大になるといわれています。

朝食をしっかり食べることで、朝食後だけでなく昼食や夕食の後の血糖値の上昇も抑える効果が期待できます。

 

運動する

有酸素運動やトレーニングは、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。

最も効果的なのは食後の1~2時間後に20~60分程度の運動ですが、食後すぐに数分体を動かすだけでも、血糖値を調整するのに有効であるといわれています。

 

 

調味料を工夫してみる

味の濃い食事は、薄いものに比べ、食後の血糖値を上げてしまう傾向にあります。

「薄味が良い」というのは健康的な食生活の定説ですが、味が単調になってしまう場合は香辛料やハーブ類などを使って味付けを工夫してみましょう

 

 

飲み物はお茶・牛乳・無糖の飲料に

緑茶やコーヒーには血糖値の上昇を防ぐ成分が多く含まれています。

また、牛乳も血糖値を上げにくい「低GI食品」であるため、血糖値を調整することに効果的です。市販のペットボトル飲料には糖分が多量に含まれているものも多いため、なるべくお茶や無糖の飲料を飲むことを意識してみましょう。

 

 

夜の間食は果物やナッツ

夜に「お腹が空いて何か食べたい!」という時には果物やナッツがオススメです。

果物に含まれる「果糖」は肝臓で代謝されインスリンが必要ないため、血糖値が上がりにくいといわれています。ナッツは食物繊維が豊富で満腹感を得やすいため、少量であれば間食に適した食べ物です。

 

 

血糖値の管理については、以下の記事をご覧ください↓↓

 

 

血糖値に不安があるなら、医師にもご相談ください

血糖値は、食生活や運動など日常的な心掛けである程度のコントロールが可能です。しかし、何らかの原因で血糖値が高い状態が続くと健康に影響があり、場合によっては深刻な症状を招くこともあります。ご自身の血糖値に関して心配事がある方は、ぜひ当院にご相談ください。

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