2型糖尿病

2型糖尿病とは

2型糖尿病とは

2型糖尿病とは、偏った食事、運動不足、肥満などの生活習慣の乱れを主な原因として発症する糖尿病です。
糖尿病全体の90%を占めるため、一般的に「糖尿病」と呼ぶ場合や、生活習慣病として糖尿病を取り上げる場合には、基本的にこの2型糖尿病のことを指します。

2型糖尿病の原因

2型糖尿病の原因

2型糖尿病は、生活習慣病のうちの1つです。
食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、睡眠不足、生活リズムの不規則、肥満などの生活習慣の乱れを主な原因として発症します。
また、遺伝的要因も発症に影響していると言われています。

2型糖尿病の症状

2型糖尿病の症状

2型糖尿病は、ほとんどのケースにおいて無症状のまま進行します。以下のような症状が既にあるという場合には、糖尿病がある程度進行していることが考えられます。症状の程度に関わらず、早急にご相談ください。

2型糖尿病の治療法

2型糖尿病の治療では、食事療法と運動療法が基本となります。食事療法・運動療法で十分な効果が得られない場合には、薬物療法を組み合わせます。

食事療法

年齢や性別、日ごろの運動量などから適正なカロリー摂取量を把握し、その範囲内でバランスのよい食事を摂ります。
何か特定のものをまったく食べられないということはありません。当院では、院長、糖尿病療養指導士、管理栄養士が協力しながら、無理のない食事療法を提案します。

運動療法

ウォーキングや水泳、軽いジョギングといった有酸素運動に、レジスタンス運動(筋力トレーニング)を組み合わせるのが理想です。
当院では、院長、糖尿病療養指導士が中心となり、年齢やこれまでの運動経験、お身体の状態に合わせた運動療法を提案します。
できるだけ楽しく取り組み、継続することが大切ですので、お好きなスポーツなどあれば教えていただければと思います。

薬物療法(内服・GLP-1・インスリン注射、SGLT2阻害薬)

経口血糖降下薬の内服、インスリンあるいはGLP-1受容体作動薬の注射投与などを行います。

2型糖尿病の検査と判断基準

2型糖尿病に対しては、以下のような検査・診断を行います。

検査

血液検査にて、血糖値、HbA1cを測定します。迅速検査ですので、結果は10分ほどで分かります。
また、75g経口ブドウ糖負荷試験を行います。
その他、簡易検査として、尿中のブドウ糖の量を調べる尿糖検査を行うこともあります。空腹時に値が高く陽性判定が出た場合には、糖尿病のある程度の進行を想定します。

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診断基準

2型糖尿病は、血糖値、HbA1c、75g経口ブドウ糖負荷試験の結果から、診断します。
血糖値またはHbA1cのいずれかが糖尿病型であった場合には再検査を行い、再検査でも同様に糖尿病型であった場合に、糖尿病と診断します。
なお、初回検査・再検査の両方でHbA1cだけが糖尿病型であった場合には、「糖尿病の疑い」という診断になり、その後も経過観察します。

  1. 朝の空腹時血糖値が126mg/dL以上
  2. 75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が200mg/dL以上
  3. 血糖値(時間指定なし)が200mg/dL以上
  4. HbA1c が6.5%以上
  5. 朝の空腹時血糖値が110mg/dL未満
  6. 75g経口ブドウ糖負荷試験の2時間値が140mg/dL未満
判定
①~④のうち1つ以上に該当 糖尿病型
(別日の再検査が必要)
①~③のうちいずれか+④に該当 糖尿病と診断
(診断のための再検査は不要)
⑤および⑥に該当 正常型
①~⑥のいずれにも該当しない 境界型

2型糖尿病についてのQ&A

2型糖尿病の原因となる生活習慣の乱れには、どのようなものがありますか?

食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、睡眠不足、生活リズムの不規則、肥満などが挙げられます。また、喫煙も2型糖尿病のリスク要因となります。

2型糖尿病には、遺伝性はあるのでしょうか?

2型糖尿病は、遺伝的要素がその発症に影響していると言われています。そのため、ご両親などの血縁者が2型糖尿病の場合には、ご自身も2型糖尿病を発症するリスクが高くなることが考えられます。予防のためには、より生活習慣に気をつけるようにする必要があります。

インスリン療法は、一生続けなければいけないのでしょうか?

慢性的にインスリンの分泌が枯渇している場合には、生涯にわたるインスリン療法を継続する必要があります。
一方で、高血糖に伴う糖毒性から、一時的にインスリンの分泌が不足している場合には、血糖の改善により、インスリン療法が不要になることがあります。

食べることが好きなので、食事療法を続けられるか心配です。

摂取カロリー、栄養バランスを考慮した食事制限はありますが、何か特定の食べ物をまったく食べられないということはありません。
当院では、院長だけでなく、糖尿病療養指導士、管理栄養士が協力して無理のない食事療法を提案することを大切にしています。「〇〇はどれくらい食べられますか?」といった具体的なご質問にもお答えできますので、ご安心ください。

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